O脚矯正について
これは、あるお客様をきっかけにO脚のことを改めて学んでまとめた所、O脚矯正だけでなく、様々な脚・足の
トラブルについて理解が深まりましたので、皆様とシェアしたいと思いました。
脚・足のトラブルだけでなく、腰の症状にまでO脚が関係しております。
足腰の問題、特に脚・足の問題の多くの原因はO脚にあるようです。
まず、ご自身がO脚かどうかを簡単にチェックしてみましょう。
O脚チェック方法
O脚の判定は、直立し、足の内くるぶしをくっつけて立っていただき、脚の付け根(股の部分)・膝上・ふくらはぎ・内くるぶしの4ヵ所がついていたら真っ直ぐ脚(直脚)=O脚では無い。と定義します。
(その際にお皿の位置が内側に寄っているO脚は、治りやすいO脚とされています)
日本人の90%はO脚であると言われています
これは日本式の床での生活が関係しているように思います。女性にO脚が多いのは出産があるために
男性より開いた骨盤をしているためだと思います。女の子座りや横座りもO脚の原因の1つと考えます。
女性は骨盤が開いているためバランスを取るために脚をうちに入れて座りたくなるのではないでしょうか。
生理的O脚
正常なO脚も存在します。
それは発達の過程で、0歳から1歳ごろまでは正常なO脚となっております。歩行開始後より徐々に膝が外に向いていき
2歳から6歳までは逆にX脚傾向になります。その後、外反(X脚)は減少し、7歳ぐらいで成人の下肢形態になります。
※病的ではないO脚の場合、
女性の95%は機能的O脚(脚の捻じれ・ゆがみによるO脚)と
言われ、その場合のO脚は改善します。
O脚の種類 (O脚の3つのタイプ)
①O脚タイプ ②XO脚タイプ ➂O脚Ⅱタイプ
①O脚タイプ
こちらは、定義通りのO脚で、膝上とふくらはぎが離れていて、
脚の付け根と内くるぶしがくっついている、典型的なO脚です。
②XO脚タイプ
別名:内股O脚とも言います。
股・膝上はくっついているが膝から下が開いているタイプ。
➂O脚Ⅱタイプ
O脚タイプ + 脚の付け根(股) も開いているタイプで、
これは骨盤の下の骨(坐骨)の部分が開いていて、脚の付け根にも
隙間があるタイプです。
このようにO脚と言っても、タイプ別に原因が違います。それを把握したうえで矯正をしなければ、効果がなかなか出てきません。
治療部位:
タイプ別・脚の状態によって10通り以上に分け、施術していきます。
治療ポイント
・骨盤
・股関節
・膝、腓骨
・足首、踵の骨
・筋肉の硬さのアンバランス
これらを検査し、動きが悪い箇所を調整していきます。
今回は以上です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。