タバコをやめれば9年寿命が延びる!?
タバコをやめれば9年寿命が延びるって本当?
禁煙は、始めた年齢が若いほど、
寿命が延びる傾向がある。
確かにそれは当たり前のことだが、ただし、30代後半から40代半ばで禁煙した場合でも、喫煙者に比べると男女ともに9歳も寿命が延びるという報告がある。
イギリスの調査結果だが、
35歳から44歳でタバコをやめた人の平均寿命は、77歳。
タバコをやめなかった人の平均寿命は、68歳。その差は、9歳とかなり差があった。
この調査は、イギリスのデータなので、日本とイギリスの平均寿命の差を見てみなければいけない。
2012年の調査で、イギリスの男女合わせた平均寿命は、81.5歳。
長生きの国なんですね。
では、日本の2012年の男女平均寿命は、83.1歳。
1.6歳しか変わりません。
という事は、このデータは、ほぼ日本にも当てはめていいデータということになります。
ちなみに、日本は更に長生きの国になっています。
厚生労働省は、2015年に
2014年分の簡易生命表の概況を発表した。それによると2014年における日本の平均寿命は、
男性が80.50歳、女性が86.83歳となった。
男性の平均寿命は、2013年から80歳超え
2014年が2年目となる。
男性もついに平均寿命が80歳を超えました。日本の平均寿命は、まだまだ伸びる予想となっています。
超高齢化社会『 日本 』、どうなっていくのでしょうか?女性は3年連続世界一、男性は3位となっています。
(男性平均寿命:1位香港81.17歳 2位:アイスランド80.8歳)
では、喫煙率はどうでしょう?
日本の喫煙率はどれくらい?
厚生労働省の調べで、
平成26(2014)年の喫煙率は、
男性 : 30.3%
女性 : 9.8%
昭和40(1965)年に喫煙率はご存知ですか?
なんと、
男性 : 82.3%!!ほぼ吸ってます。
女性 : 15.7%
しかし、約50年前と比べれば調査精度の違いはあると思いますが、それにしてもすごい喫煙率です。
喫煙している方も、もちろんタバコを吸わない方がいいのは分かっていると思いますが、やめられない要因もあると思います。
ひとまず、データとして寿命が延びる確率が高まるという事実は認識しておいて頂きたいと思います。
禁煙では、まず3日・1週間・2週間・1ヶ月・2ヵ月・3ヵ月・半年・1年というフェーズ(段階)があります。
どうしてもニコチンは中毒性があるためしっかりと目的をもって、これのためにやめる、これを実現するためにやめるという目的を持ち、1つ1つの段階をクリアしていく。もちろん、最後の半年~1年にはもう忘れている。半年過ぎればひと段落ですね。
一歩一歩やっていきましょう。
必ず、目的があれば止められます。