ストレッチ講座:効果はすぐにでる??
ストレッチをして、効果はすぐに出る?
ストレッチの目的が非常に大事ですので再確認、
「 ストレッチの目的は、筋節(筋肉の細胞)を増やして筋肉を長くすること 」です。
筋節(筋肉の細胞)を増やすにはストレッチを継続すること。
1回ストレッチをやったからといって増えるというものではありません。
しかし、1回上記の図のようなストレッチをした後、もう一度やると2度目の方が柔らかくなった感じがします。
筋肉は筋膜という膜におおわれているのですが、筋膜は一時的に柔軟性が上がりやすい性質があります。
同じ動作を繰り返すと筋膜の抵抗性(硬さ)が下がり可動域が広がります。
また筋膜は温めると柔軟性が上がるので、お風呂の後、カラダが柔らかくなるのも筋膜の影響です。
他にも「 練習効果 」というものもあります。
人間は、ある動作をやって、次に同じ動作をするとカラダの動かし方を分かっているので動かしやすくなる。
ただ、こうしたものは一時的な効果です。
筋節(筋肉の細胞)の数は増えていないので時間がたつと元の柔軟性に戻ってしまいます。
結論からすると、一時的に柔らかくなるが、本当の効果は繰り返し行わないと
得られないため、すぐに効果はでない。続けてストレッチを行うことにより、筋節(筋肉の細胞)の数が増え、
体質改善が起こり、本当の意味での柔軟性が向上する。継続して得た柔軟性は戻りにくく持続する。
しかし、筋肉をゆるめ過ぎてもいけない場合があります。ストレッチも他の健康法も使いどころが重要です。
もし、ストレッチをして体の症状が悪化された方は、大黒整体院にご相談ください。