坐骨神経痛の改善法
坐骨神経痛の改善法は?
坐骨神経痛の改善法はあるのでしょうか?
そもそも坐骨神経痛は、腰椎疾患の随伴症状をとしてして出てくることが多い。
腰椎疾患とは、
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎椎間板症といった腰椎に起因した疾患のことで、こういった腰椎疾患を患(わずら)っておられる方が、それがあることによって次の症状が起こる(随伴症状・続発症状)、それが坐骨神経痛の発生起点とされている。
しかし、当院ではその原因説を否定している。もちろん、上記の疾患とは別に坐骨神経痛が発生する方もおられるが、その患者様たちの原因はなんなのでしょうか?当院では、すべてに共通する大きな原因があると考えている。
それは、
『 骨盤の潤滑不全 』これになってしまうと、椎間板ヘルニアにもなるし、脊柱管狭窄症や腰椎椎間板症にもなってしまう。もちろん、坐骨神経痛にもなるし、単独の坐骨神経痛にもなる。
と考えると1番ストーリーの流れとしてはスムーズになる。
要は、『 骨盤の潤滑不全 』があり、その人の生活様式・環境によってキッカケが変わり、あるいは、年齢的な素因も重なって椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎椎間板症になってしまう。結局おおもとは同じなので、治し方も決まってくる。
『 骨盤の潤滑不全 』とは何か?
骨盤の潤滑不全とは、読んで字のごとく、「 骨盤が、潤(うるお)いと滑(なめ)らかさを失った状態(不全状態) 」ということになり、動けていた頃の自分とは比較にならないほど骨盤の滑らかさを失ってしまい様々な疾患につながってしまう。
骨盤の潤滑不全は、簡単に言うと骨盤に滑らかな動きができなくなった状態のことで、皆様も人生の中で1番動けていた時・1番輝いていた時・現在(いま)より20年前の体を思い出してみてください。それが骨盤の潤滑が十分に整った骨盤のイメージです。当院はその時の骨盤、動けていたあの頃の骨盤を取り戻すために施術を行なっているし、それを失った状態が骨盤の潤滑不全の状態ということになる。
手っ取り早い、意外な改善方法は?
それは、ズバリ!骨盤を氷水で冷やす『 骨盤局所冷却 』という方法である。
これは、氷水で無いと効果が出ないので、保冷材やアイスノン・シップで代用はしないでください。
自然界にある最高の炎症低下作用(痛みを鎮(しず)める作用)のある氷水で骨盤後部を冷やすことが重要です。
画像のようなアイスバック(氷のう)があれば1番冷やしやすいが、ビニール袋を2重にして氷を入れても代用できる。
だいたい、氷を20個ぐらい入れて、少しだけ水を入れ、水と氷をなじませる。そして、できるだけ空気を抜いて閉めて骨盤の後ろ、ちょうど尾てい骨の上(お尻の割れ目の上あたり)にある仙骨(せんこつ)という骨盤の骨を中心に冷やす。
1回約30分~1時間、服に上からではなく直接冷やす。初めは冷たい、次に冷たさで少し皮膚が痛くなってくる、その後にはマヒして感じなくなる。マヒするぐらい冷やすのがポイントである。
非常に痛い方はぜひ試してください!オススメです!
手っ取り早い、意外な改善方法は? 2
意外な方法!2 『 できるだけ座らない!! 』
実は、よく座っていると坐骨神経痛は非常に治りにくい!
いやいや座るよ!!という方は、ポイントを覚えてください!
それは、『 尾てい骨を圧迫しないこと!! 』
これが坐骨神経痛、それだけではなく腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎分離症・腰椎すべり症・腰椎椎間板症など、あらゆる腰椎疾患を治す上で非常に重要な考え方になります。
いやいやそれも無理だよ!と言われる方には、当院にはそれ用のお尻にひく座板があるのでそれを使って頂くが、無いと言う方には『 ドーナツクッション 』をオススメします。
よく、大きな尻もちをついて尾てい骨を強く打った方が座るあのクッションです。
まさに、尾てい骨が当たる部分に穴が開いていますのでそちらを使って頂くだけでも尾てい骨を圧迫する力が弱くなるため、今よりも確実に骨盤の状態が良くなり、症状が軽くなります!
ぜひ、『 氷水で冷やす & 尾てい骨を圧迫しない 』この最強コンビで腰痛を撃退してくださいね!