バキボキする矯正がダメな理由ってあるの?
バキボキ矯正の治療院まだまだ多いですね!
当院はバキボキする矯正では治らないという考えです。
(もっと言うと本当にうまく矯正される方は、1回の施術で1~2回、多くて3回ほどの矯正しかしません。それだけ矯正の刺激が強いことを知っているからです。全身をボキボキ鳴らすような矯正は、うまい先生ほど絶対にしません。私は7年ほどカイロプラクティック(アメリカの矯正術)で治せる先生に教えて頂いていた時期があり、その先生はめったなことでは矯正をしませんし、矯正する時は慎重に慎重に検査を重ね、1ヵ所か2ヵ所『 パキッ 』というようなきれいなかわいた音が鳴るだけです。1分か2分ほどのどっちが行きにくいなどの可動域だけをみる検査で終わることは絶対にありません。うまく治せる先生ほどそうです。)
全身をバキボキする矯正では、多くは右に行った矯正を左にも行います。左右同じことをするわけです。そこだけでもかなり疑問が生じてきます。左右のゆがみを取ろうとしているのに左右同じことをするとは、左右のアンバランス(ゆがみ)は変わらないのではないかと思うのは私だけでしょうか?
バキボキ矯正がダメだと思う1番の理由
それは、不安定性を助長するということです。
分かりづらい言い方でした。言いかえれば、現在の症状の根本原因の多くは歩かない・座り過ぎなどで身体がおとろえて不安定になり、「 身体の軸(柱)がグラグラした状態 」これが多くの慢性症状の原因です。
ですので、バキボキして不安定を強めるようなことをしては根本改善からは遠のくと強く考えます。
皆様はどう思われるでしょうか?
その場の体感、いわゆる「 やってもらった感 」は最上級に高いでしょう。
しかし、その根本では身体のグラグラした状態を強めることになっている可能性が高いことをご認識ください。
もし、そういった施術でなかなか治らない、よく考えると徐々にひどくなっているという方はご相談ください。
本当の体の改善方法を教えます。