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神経症状に必ず出される薬「 リリカ 」って大丈夫??

「 リリカ 」を飲み続けたいですか?

薬 3

※画像の薬はリリカではありません。

リリカとはどんな薬か?

最近、神経痛で来院される方は、以前に病院にいったことがある場合、ほとんどの方が「 リリカ 」を処方されています。

主には、神経に作用して、神経の興奮を抑えることで神経痛を緩和させようという薬です。

当院のような徒手療法の専門家の場合、薬の作用機序(メカニズム)を知らなければいけません。

作用機序(メカニズム)とは、その薬がどういったことを身体に起こさせる薬なのか?なぜその作用で症状がマシになるのかを理解した上で、薬なしでその効果を出す方法を考えて実行します(当院では主に食事改善によって行います)。

なぜそうするのか?

もちろん、医師ではありませんので薬を出すことが出来ないのはもちろんですが、それよりも大事なことがあります。

それは…

薬には必ず副作用が多かれ少なかれ起こる 可能性が非常に高いということです。

薬とは「 毒を以(もっ)て毒を制す 」という考えに近い部分があります。

決して自然界に存在しないものだからこそ、体は基本的に薬を快(こころよ)くは受け付けません。

そこを無理矢理に身体の反応を変えるわけですから良いはずが無いと思います。

(※決して薬を完全否定しているわけではありません。飲まないと生きていけない方はおられますので、飲まないといけない人にはもちろん飲んでくださいといいます。しかし、症状をごまかすためや、飲まなくてもよい薬を飲んでいる人はかなり多いと思っております)

そして、副作用が出る出ないに関しても、当院の見解では副作用は必ず出ると思っています。出る出ないの表現になるのは感じるぐらい大きくでるか感じないほど小さく出るかの違いであって、自然界に無い薬という化学物質を飲んでいるわけですから副作用はあるが大きく感じるか小さく感じるかの違いだと思います。

話が少しそれましたが…

「 リリカ 」の作用機序(作用メカニズム)は?

 神経痛は、神経が過剰(異常)に興奮した結果、生じる「神経伝達物質」(神経を流れる物質)が出過ぎた場合に起こるとされています。そして、神経が過剰興奮する元になるのがカルシウム(専門的にはカルシウムイオン)です。神経にカルシウムが作用することにより、神経が興奮します。「 リリカ 」はそのカルシウムが神経に作用をすることを抑制(おさえる)働きをしているために、結果として、神経の過剰興奮と神経伝達物質の過剰発生もおさえられるため、神経痛がマシになるとされています。

しかし、気をつけてください。

その作用を起こすために副作用が起こることを…

「 リリカ 」の副作用は?

リリカの副作用で頻度が高いのは日中に眠気が強い・めまい・ふらつきなどです。

ご高齢の方は、特にふらつき転倒につながると太ももの骨の骨折につながりますので注意が必要です。

他にも浮腫(むくみ)や便秘などの副作用が報告されております。

ここで考えて頂きたいのは、作用機序(作用メカニズム)とつなげて考えるということです。なぜ上記のような副作用が出るのか?

それは専門家でなくても分かります。神経の興奮をおさえる薬なので、おさえすぎると神経が正常に興奮しなくなり、日中の眠気・めまい・ふらつきにつながるのです。こうして説明すれば非常に分かりやすいと思います。

ですので、薬は自然では無い物だからこそ、加減が厳密にできません。少しでも摂り過ぎれば逆に弱すぎるなど、逆に行き過ぎてしまいます。

もっと自然に改善する方法に代えなければいつか重大な副作用が出る可能性も考えられます。

そこで…

「 リリカ 」の代わりに当院ができることは?

 まず、当院の分子栄養学的な考えから、現代人、特に現代の日本人はカルシウムだけを過剰に摂り過ぎているという現状があります。そうすることにより、リリカの作用機序の部分でも書いた神経の過剰興奮が起こりやすいという現実があります。

となると、神経痛だけではなく、精神的な面でも影響され、脳が過剰興奮すた場合、子供で言うとキレやすい子供になったり、大人で言うと脳の興奮状態が過剰になりすぎて逆に「 疲弊(ひへい) 」(疲れきって動けないほどの状態)していまい、うつ症状などに発展してしまう可能性が考えられます。

実は、カルシウムだけを摂り過ぎることは上記の理由により非常に怖いものだということをご認識ください。

カルシウムを摂り過ぎれば神経痛が悪化することも、これまで書いた理由で分かると思います。

ですので、牛乳を飲む・乳製品を食べるなどでカルシウムを摂り過ぎないようにしてください!!

もっと言うと、カルシウムはミネラルです。「 ミネラルバランス 」という言葉があり、栄養はバランスによって成り立っています。言いかえると、バランス悪く栄養を摂っても体内では働けないのです。ミネラルもそうです。ミネラルバランスとは、カルシウムとマグネシウムのバランスのことを言います。一般的にはカルシウム2対1マグネシウムですが、現代日本での理想としては、1対1の割合が理想です。そうすることにより、初めてカルシウムが体内で活躍できることをしっかりと覚えておいてください。

「 牛乳を毎日飲んでいるのに、なんで骨密度が良くならないの? 」この回答は分子栄養学的観点からは「 それはそうですよね 」という見解になります。

カルシウムを今より摂り過ぎずに(少なくして)、マグネシウム(主には豆類・海藻類・玄米など)をもっと摂りましょう。

そうすることで、骨も必ず強くなりますし、他の健康問題も今より必ず改善するはずです。

それぐらい「 ミネラルバランス 」は重要です。もちろん神経痛にも!!

 

もっと重要なことは、

神経痛が出る根本原因である、背骨・骨盤の部分を根本改善することです。

神経は頭蓋骨の中の脳から始まり、背骨の中の脊髄、最終的には背骨と骨盤から神経線維となって腕や脚に出て行きます。

その神経は流れている大元(おおもと)である背骨と骨盤が動けていた頃よりも滑らかな動きを失ったことが本当の根本原因です。

当院では、そのことに特化した他にはない施術を行なっております。

(なぜ、そう言えるかというと、初診の患者様によく『 初めて受ける治療です 』と言われるからです)

もし、神経痛でお困りの方は、当院にご連絡ください。