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坐骨神経痛( シビレ )の意外な原因知っていますか?

このままシビレが改善しないのでは?と不安なあなたへ

骨盤 後面 1

もしかするとあなたは意外な原因でシビレが治らないあるいは改善しないかもしれません。

それは、カルシウムの摂り過ぎです・

先日、神経痛の場合に医師が1番出す薬「 リリカ 」の記事を書きましたが、まさにリリカの体に作用するメカニズムがシビレを薬以外で緩和する治療以外の方法のヒントになっていました。

※リリカを薦(すす)めているのでは決してありません。基本的に薬は飲まない方がいいです。

確かに当院の患者様でもリリカを飲むと少し症状はマシになるという患者様がおられました。

頭ごなしに否定することは簡単ですが、患者様は効いているということを言っているのだから、どういうふうに効くのかそのメカニズムをしらべて納得しました。(よろしければリリカのブログ記事も読んでみてください)

神経というのは興奮性の電気信号で情報を脳から体の先の組織にまで伝達しています。その神経が興奮するスイッチの役目をしているのが当院のブログによく登場する『 カルシウム 』という物質です。このカルシウムは良きにしろ悪きにしろ体に対する影響力が大きい物質です。単刀直入に言いますと現代の日本人はカルシウムを摂り過ぎ無いことの方が非常に大事です。これだけ見ると一般的な情報の真逆ですので『 ? 』な方が多いと思いますが、実際にそうなのです。

 

もし現在、シビレで(坐骨神経痛以外の腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎すべり症の患者様もです)お悩みで、いつ治るか不安な方がおられましたら、ぜひカルシウムを摂り過ぎないことをやってみてください。

具体的には乳製品を摂らない。牛乳を飲まない。この2点を徹底的にやってみてください。

今よりシビレが必ず少しはマシになることを断言します。

実を言うと、それが実際に坐骨神経痛の患者様が効くと言っているリリカのシビレに作用するメカニズムだからです。

その作用とは、神経を興奮させるスイッチ役のカルシウム(イオン)に対してスイッチを押させないように作用する、働かせないようにする。これがリリカの作用です。

だから、神経の興奮が抑えられてシビレがマシになるということです。

だから、単純にカルシウムを摂るなと言っているのではありません!

元々、日本人はカルシウムを摂り過ぎていることを知っていて、リリカの作用を知って、その2つがつながったという話です。

 

カルシウムはマグネシウム無しでは体内で有効利用されない!!

これが1番のポイントです。カルシウムはマグネシウム無しでは、その有効性を発揮できないのです。

ですのでカルシウムだけ多い食品や飲料を食べたり飲んだりしても体内では利用されません。

食品表示(その食べ物自体)にカルシウムなどの栄養素が豊富だとしても、

その食べ物・飲み物が体内に入った時にしっかりと身体のために働いてくれるかはまったく別の話なのです

 

カルシウムを摂る場合は、乳製品ではなく、小魚(ジャコなど)・小型の魚(アジ・イワシなど)・豆類・海藻類、これら魚類や豆類、海藻類や小松菜などのカルシウムを含んだ野菜などをしっかりと摂ってください。

これらの食品にはマグネシウムも入ってます。カルシウムはマグネシウムがあって初めて効果を発揮する栄養素です。マグネシウムが無いと骨も強くなりません。

 

最後に、

 まとめますと、シビレを改善するため、あるいはこれ以上シビレを絶対に悪化させないために「 カルシウム 」を摂り過ぎない(特に乳製品)ようにしてください。そうすることで神経の興奮性が抑えられるので神経痛がマシになることは生理学的・分子栄養学的にも理にかなった話です。もしも本当に困っておられるなら試してみてください。やってみる価値はありますよ。