このようなお悩みはありませんか?
- 病院や整骨院、もみほぐしなど1年以上通ったが腰痛が改善する気配がない
- 病院で手術しかないと言われたが絶対にしたくない!
- 病院で「様子をみましょう」と言われ、この先どうしていいか不安
- 病院で「椎間板ヘルニア」と判断されたが薬だけで改善するの?
- コルセット無しでは怖いが、コルセットをやめられるか?
- 足のしびれが3ヵ月以上続いている
- ロキソニン(痛み止め薬)などを飲んで、痛みをごまかす日々が続いており、もうこれ以上薬を飲みたくない …
- 仕事にも支障が出てきているが、自分の代わりがいない
- 3分以上立っていられないため家事もできなくなってきた
椎間板ヘルニアとは?|枚方市大黒整骨院
腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎と腰椎の間にある椎間板と呼ばれる軟骨の、内部にある髄核と呼ばれる組織が椎間板から突出し、馬尾神経(腰~お尻の脊髄神経)や腰椎神経を圧迫する疾かんです。片側や両側の放散痛(ビリビリ・ジーンと伝わるような痛み)や腰痛を感じ、比較的若年層に起きやすい疾かんでもあります。
若年層に多い理由は、基本的に椎間板は約60%〜70%が水分で出来ています。これは年齢によって違い、乳児や小児では約80%の水分量、年齢と共に減少し、70歳以上では約50%となります。
椎間板内の髄核は水分が多く、みずみずしい方が飛び出しやすいので若年層に比較的多い疾かんとなっております。逆に年齢を重ねると椎間板の水分量が減少し腰椎のクッション作用が無くなるため、腰椎自体の変形や変性が起き、それに伴う脊柱管狭窄症・変形性腰椎症(脊椎症)などの退行性変性が起こってきます。
腰椎椎間板ヘルニアの起こりやすい年齢は、20歳代〜40歳代の男性に比較的多くみられる疾かんです。症状は、腰痛(特に前屈痛)・腰の可動域制限(動きが異様に硬い)・片側や両側の放散痛(ビリビリ・ジーンと伝わるような痛み、坐骨神経痛など)・感覚の異常(違和感)・脱力感・しびれ・灼熱感(焼けるような感覚)・膀胱直腸障害・歩行異常(歩けない・歩きにくい)・痛みをかばうために機能性側弯症(そくわんしょう)になることもあります。
椎間板ヘルニアの原因|枚方市大黒整骨院
まず初めに、常識とは違いますが、このことについて1度疑問を持ってみてください。腰椎椎間板ヘルニアの痛み・シビレの原因は本当にヘルニア(突出部位)による神経圧迫が原因なのでしょうか?
権威ある大学によるこんな研究があります。ジョージワシントン大学の研究によると、過去にまったく腰痛を経験したことの無い人を対象に、MRI画像検査で腰椎を確認したところ、60歳以上の3人に1人は椎間板ヘルニアが認められ、60歳以下の5人に1人は椎間板ヘルニアが存在した。これは、痛みやシビレなどの症状がない椎間板ヘルニアも存在することを示しています。もちろん、痛みやシビレが無いのですから改善は必要ありません。逆にMRI検査でヘルニアがあっても、それが痛みの原因と断定できないという証明となります。
椎間板ヘルニアは自然退縮(消退)する?
今では、椎間板ヘルニアの突出部位が自然に消退していくことが明らかとなっています。椎間板ヘルニアは2〜3ヵ月で自然退縮するものが多く、特にヘルニアサイズの大きいものは、身体が異物と判断し免疫系がそれを消すために働きます。ヘルニアの自然退縮とともに症状も改善することが多いが、退縮が認められなくても症状が改善することもあります。
椎間板ヘルニアの本当の原因は?
では、椎間板ヘルニアの本当の原因は何なのでしょうか?当院の考える椎間ヘルニアの原因は、仙腸関節(骨盤の関節)の「潤滑不全」による椎間板ヘルニアだと考えています。本来、関節は滑らかに動かなければいけないはずですが、様々な要因により、体の中で最大の関節である骨盤の仙腸(せんちょう)関節がサビついている状態。言い換えれば、関節の酸化(サビ化)が原因となって本来あるべき滑らかな動きができず、そのことで腰椎・骨盤まわりの血液やリンパ液の流れが悪くなった状態のことです。そうすると次に起こるのは腰椎・骨盤・股関節を支えて、安定させている筋肉の硬直化です。
筋肉が硬くなり過ぎることにより、その中を通っている腰の神経が圧迫を受ける。また、骨盤・背骨まわりの組織が硬くなることにより、腰椎内の神経が引っ張られ、引っ張られることによる神経の悪さが出ます。そのことにより椎間板ヘルニアの症状と言われている痛みやシビレを引き起こすのです。もう一つは、仙腸関節の潤滑不全が起こると骨盤(体の土台)の左右どちらかに体重をかけにくい状態になります。そうすると骨盤の上に乗っている腰椎も傾き、体重の乗せれない側の腰椎の問題が更に起こり、腰神経・坐骨神経の総合的な問題から椎間板ヘルニアの症状が出ます。
※仙腸関節:仙腸関節は骨盤の仙骨(仙骨は背骨の1番下の骨です)と腸骨(骨盤は、腸骨・坐骨・恥骨・仙骨で構成)でくっついている関節です。
椎間板ヘルニアを放置しているとどうなるのか|枚方市大黒整骨院
ヘルニアを放置しているとどうなるのか、それはお客様も少なからずご理解されていると思いますが、そのままヘルニアが進行していき、神経痛の悪化、シビレの増強、その後は麻痺(マヒ)に移行し、筋力が出なくなる。そして、最終的には歩けない状態になってしまいます。その前に神経痛が強過ぎて我慢できなくなり、手術される方も多くおられます。しかし、手術しても根本的に良くならない方もおられることは事実。また、その時は症状がマシになったが、その後に別の部位がヘルニアになってしまったという話を聞くことは少なくありません。そうなる前に根本的なケアをしましょう。
椎間板ヘルニアの当院の施術方法|枚方市大黒整骨院
腰椎椎間板ヘルニアに対して、当院独自の骨盤矯正を行います。骨盤矯正をするのは、次のような目的があります。
1.椎間板ヘルニアの圧力を、正常な状態に下げる
2.骨盤内の血液・リンパの流れを改善して痛みを改善する
3.腰部の運動機能を高めることにより再発を防止する
1.椎間板ヘルニアの圧力を、正常な状態に改善する
椎間板ヘルニア症状の原因として、腰部の脊柱管狭窄症があります。これは、腰の神経が通っている背骨と骨盤内部の過剰な圧力が問題になります。圧力とは、結局のところ神経を牽引する力(引っ張る力)・圧迫する力です。神経を圧迫する力が強いと椎間板ヘルニアの症状が出ます。
脊柱管狭窄症では、腰椎前弯の増強、つまり腰の反りが強くなることにより狭窄部位が圧迫され、痛みやシビレなどの症状が悪化します。
どうやって、椎間板の圧力を下げる??
圧力を下げる1番良い方法は、左右の骨盤に均等に体重をかけれるようなバランスの良い骨盤の状態にすることです。そのために当院では、独自の骨盤矯正(バキボキしない)・正しい歩行指導・骨盤に特化したトレーニング指導、この3つを中心に骨盤機能を最大限に高めていきます。
2.骨盤内の血液・リンパの流れを改善して痛みを改善する
痛みがなぜ出るかご存知でしょうか?痛みが出る原因は2つです。1つは、組織が損傷した時、これは簡単に言うとケガをした時、または病気で組織が破壊された時となります。この症状の出方は炎症といい、組織が破壊された時に、細胞が炎のように燃えている状態、それを炎症と呼んでいます。
しかし、最近の医学では「痛み学」という学問が発展してきました。そこでは、症状が出る大きな原因がもう1つ存在することが明らかとなったのです。
それが、「血流不足による発痛物質(はっつうぶっしつ)の痛み」です。これは、血流不足になってる血管からは、その場所の組織・細胞を痛めていなくても痛み物質(ホルモン)が出るということです。代表的な痛み物質はブラジキニンなどですが、慢性的な痛みには必ずこの作用が働いています。
炎症以外での痛み、炎症を抑えるような薬などが効かない頭痛の片で、薬が効かない経験をした方がおられると思います。「痛みを抑える薬を飲んでいるのになぜ効かないんだろう?」と思ったことがあると思いますが、それは脳の血流が問題で痛みが出ている症状で、炎症が原因の痛みでは無いため、炎症を抑える薬が効かなかったということです。そういった意味で、痛みの種類を見極めるという事が重要ですし、痛みに種類があるということをお客さん自身が理解することが必要です。しかし、それを教えてくれるところが少ないという現実があります。
そして、慢性的な腰椎椎間板ヘルニアを改善する上で、考えなければいけないことは骨盤内部の血流です。しかし、覚えておかなければいけないことは、骨盤の中やまわりの血流を良くするためにもみほぐしても、電気を当てても、温湿布を貼っても、ストレッチをしても、運動をしても、その場の血流を良くして軽くなった感覚を持つことはできますが、根本的に血流やリンパの流れを改善することはできません。それはなぜかというと根本的な血流の改善には自律神経の改善もしなければいけないからです。
まとめると、血流不足で1番重要なのは自律神経を正常な働きができるようにすることと、その周りの関節の滑らかなキレイな動きを取り戻す事が重要です。なぜ自律神経かというと、体の血管を縮めたり広げたりしている指令を出している、コントロールしているのは自律神経だからです。この自律神経は、背骨・骨盤・頭蓋骨を通っていますので、その3つの体の中心部位の状態が最も重要だと言えます。そこが悪い状態ですと、自律神経がなかなか整わず、症状を出している組織の血流が根本から改善しないため、いつまでも症状を抱えて、つらい日々が続くことになってしまいます。そして、そのために必要なことは、当院のキレイで滑らかな関節の動きを取り戻す施術法「美骨整復」を受けることです。
3.腰部の運動機能を高めることにより再発を防止する
最後に、腰部・骨盤部が改善して、それを維持していくのに1番重要なことは、筋力です。特にインナーマッスルと言われる体の奥の方の筋肉、体の胴体(体幹と言われている部分)を支え安定させている筋肉です。これを鍛えて維持していくことが健康を維持していく中で最も重要な部分となります。そして、そこを鍛える方法は、①正しい歩き方を覚え、実践していくこと ②直接インナーマッスルをきたえる運動をすること ③筋肉の元となる栄養を良い形で摂取するために食事の方法を学ぶこと。
この3つにつきます。椎間板ヘルニアを根本から改善して、健康的にそれを一生維持していくこと・体のパフォーマンス、日常生活動作の質を今より上げていくうえで、最終的には、この3つを身に着けていくことが必要になります。その内容を当院ではそろえておりますし、更にその質を向上させていくために月に必ず2回以上は勉強会・セミナーに参加しています。
