このようなお悩みはありませんか?
- 腰を反らすと痛い
- 腰に力が入らず、抜けたような感覚がある
- 歩くと、とにかく足がダルくなる
- 足にシビレがあり、夜も眠りづらい
- 夜中に3回以上トイレに起きる
- 病院で付き合っていくしかないと言われたが、この先不安
- 手術をすすめられたが、手術は絶対にしたくない
- もうこれ以上、薬を飲みたくない
すべり症とは?|枚方市大黒整骨院
『 腰椎変性すべり症 』は、50歳以上の女性に多く、退行性変性(老化現象の一種)による椎間板や椎間関節の不安定性により、背骨(腰椎4番が多い)が前にズレてしまう疾かんであり、脊柱管狭窄症の代表的な原因疾かんである。脊椎分離すべり症(10歳代に多い)とは違い、「 馬尾(ばび)症状 ※」が出やすい。50歳代以上の女性に多いことから、女性ホルモンの分泌異常の関与が指摘されている(女性ホルモンの働きとして骨密度を保つ・骨を強くする働きがある)。
※馬尾症状は、腰〜足にかけてシビレ症状が出る。症状は、立っている時・歩いている時・腰をそらした時に出ることが多い。そして馬尾症状は、足の筋力低下・脱力感・灼熱感(しゃくねつかん:焼けるような感覚)・ほてり・だるさ、膀胱直腸障害[ 尿意切迫感(トイレにすぐ行きたくなる)・残尿感など ]がある。
腰椎すべり症の原因|枚方市大黒整骨院
『腰椎すべり症』の原因は何でしょうか?
当院の考える「腰椎すべり症」の原因は、仙腸関節(骨盤の関節)の「潤滑不全(じゅんかつふぜん)」によるものです。潤滑不全とは、読んで字のごとく「関節に、潤(うるお)いと、滑(なめ)らかさが無くなった状態」のことです。
この原因が最も「腰椎すべり症」を起こす原因になっていると考えます。本来、関節は滑らかに動かなければいけないはずですが、長年の心身の疲労の蓄積など、様々な要因により、体の中で1番重要な関節である、骨盤の『仙腸(せんちょう)関節※』が、サビついている状態。
言い換えれば、関節のサビ化が原因となって本来あるべき滑らかな動きができず、そのことで腰椎・骨盤まわりの血液やリンパ液の流れが悪くなった状態のことです。
そうすると次に起こるのは腰椎・骨盤・股関節を支えて、安定させている筋肉の硬直化です。筋肉が硬くなり過ぎることにより、腰椎が前方にズレて固まってしまい、その中を通っている腰の神経が圧迫を受ける。また、骨盤・背骨まわりの組織が硬くなることにより、腰椎内の神経が引っ張られ、引っ張られることによる神経の悪さが進みます。
そのことが、腰椎すべり症の症状と言われている痛みやシビレ、長時間歩けないなどを引き起こすのです。
もう一つは、仙腸関節の潤滑不全が起こると骨盤(体の土台)の左右どちらかに体重がかけにくい状態になります。そうすると骨盤の上に乗っている腰椎も傾き、体重の乗せれない側の腰椎の問題が更に悪化し、腰の神経・坐骨神経の総合的な問題から腰椎すべり症の症状が出ます。
※仙腸関節:仙腸関節は骨盤の仙骨(仙骨は背骨の1番下の骨)と腸骨(骨盤は、腸骨・坐骨・恥骨・仙骨で構成)でくっついている関節です。
腰椎すべり症の当院の施術方法|枚方市大黒整骨院
腰椎すべり症でお困りの方には、当院独自の骨盤矯正を行います。
腰椎すべり症で当院独自の骨盤矯正をするのは、次のような目的があります。
1.脊柱管の圧力を、正常な状態に戻す
2.背骨・骨盤内の血液・リンパの流れを改善して痛みを改善する
3.腰部の運動機能を高めることにより再発を防止する
1.脊柱管の圧力を、正常な状態に改善する
腰椎すべり症の原因として、腰部の脊柱管の圧迫があります。これは、腰の神経が通っている背骨と骨盤内部の過剰な圧力が問題になります。圧力とは、結局のところ神経を牽引する力(引っ張る力)・圧迫する力です。神経を圧迫する力が強いと腰椎すべり症の症状が悪化します。
腰椎すべり症では、腰椎前方転移の増強、つまり腰の反りが強くなることにより狭窄部位が圧迫され、痛みやシビレなどの症状が悪化します。
どうやって、脊柱管の圧力を下げる??
圧力を下げる1番良い方法は、左右の骨盤に均等に体重をかけれるようなバランスの良い骨盤の状態にすることです。そのために当院では、独自の骨盤矯正(バキボキしない)・正しい歩行指導・骨盤に特化したトレーニング指導、この3つを中心に骨盤機能を最大限に高めていきます。
2.骨盤内の血液・リンパの流れを改善して痛みを改善する
痛みがなぜ出るかご存知でしょうか?痛みが出る原因は2つです。
1つは、組織が損傷した時、これは簡単に言うとケガをした時、または病気で組織が破壊された時となります。この症状の出方は炎症といい、組織が破壊された時に、細胞が炎のように燃えている状態、それを炎症と呼んでいます。しかし、最近の医学では「痛み学」という学問が発展してきました。そこでは、症状が出る大きな原因がもう1つ存在することが明らかとなったのです。それが、「血流不足による発痛(はっつう)物質の痛み」です。これは、血流不足になってる血管からは、その場所の組織・細胞を痛めていなくても痛み物質(ホルモン)が出るということです。
代表的な痛み物質はブラジキニンなどですが、慢性的な痛みには必ずこの作用が働いています。
炎症以外での痛み、炎症を抑えるような薬などが効かない頭痛の片で、薬が効かない経験をした方がおられると思います。
「痛みを抑える薬を飲んでいるのになぜ効かないんだろう?」と思ったことがあると思いますが、それは脳の血流が問題で痛みが出ている症状で、炎症が原因の痛みでは無いため、炎症を抑える薬が効かなかったということです。そういった意味で、痛みの種類を見極めるという事が重要ですし、痛みに種類があるということをお客さん自身が理解することが必要です。しかし、それを教えてくれるところが少ないという現実があります。
そして、慢性的な腰椎すべり症を改善する上で、考えなければいけないことは骨盤内部の血流です。しかし、覚えておかなければいけないことは、骨盤の中や周りの血流を良くするためにもみほぐしても、電気を当てても、湿布を貼っても、ストレッチをしても、運動をしても、その場の血流を良くして軽くなった感覚を持つことはできますが、根本的に血流やリンパの流れを改善することはできません。それはなぜかというと根本的な血流の改善には自律神経も含めた改善をしなければいけないからです。
まとめると、血流不足で1番重要なのは自律神経を正常な働きができるようにすることと、その周りの関節の滑らかでキレイな動きを取り戻す事が重要です。
なぜ自律神経かというと、体の血管を縮めたり広げたりしている指令を出している、コントロールしているのは自律神経だからです。
この自律神経は、背骨・骨盤・頭蓋骨を通っていますので、その3つの体の中心部位の状態が最も重要だと言えます。そこが悪い状態ですと、自律神経がなかなか整わず、症状を出している組織の血流が根本から改善しないため、いつまでも症状を抱えて、つらい日々が続くことになってしまいます。そして、そのために必要なことは、当院の滑らかな関節の動きを取り戻す施術法『潤滑整復法」を受けることです。
3.腰部の運動機能を高めることにより再発を防止する
最後に、腰部・骨盤部が改善して、それを維持していくのに1番重要なことは、筋力です。特にインナーマッスルと言われる体の奥の方の筋肉、体の胴体(体幹と言われている部分)を支え安定させている筋肉です。これを鍛えて維持していくことが健康を維持していく中で最も重要な部分となります。そして、そこを鍛える方法は、①正しい歩き方を覚え、実践していくこと②直接インナーマッスルをきたえる運動をすること③筋肉の元となる栄養を良い形で摂取するために食事の方法を学ぶこと。
この3つにつきます。腰椎すべり症を根本から改善して、健康的にそれを一生維持していくこと・体のパフォーマンス、日常生活動作の質を今より上げていくうえで、最終的には、この3つを身に着けていくことが必要になります。その内容を当院ではそろえております。
